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2022.9.15

石川町駅にある純喫茶『モデル』を特集してみた

JR根岸線石川町駅北口を出てすぐにある純喫茶モデルは『時をかける少女』のロケ地にも使われて数々のド映画、PVにも登場するほどの名店なのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　流木を使った手書きの看板と複数の看板があり目立ちます。
外観から滲み出るノスタルジックな昭和の雰囲気が心踊りだします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　このトンネルの向こうにはどんな世界が待っているのか…

扉を開けるとまずRING STANDと同じイエローのソファーと本物の煉瓦造りのパーテーションのコントラスト、無数のランプもあり昭和にタイムスリップしたと勘違いしてしまいそうな空間です。なんと創業当初から変わらない店内は一つ一つがアートになっている。そこに画家でもあるマスターの絵画がたくさん飾ってありレトロでありながら重厚感も感じさせてくれます。代々家族でこの雰囲気を守って来たんだなっと思いました。

アートが目立つモデル内装 — 純喫茶にくるとどうしても食べたくなってしまう『ナポリタン』とメロンソーダを注文

『時をかける少女』に登場した窓際の席が空いていたので着席、純喫茶にくるとどうしても食べたくなってしまう『ナポリタン』と『メロンソーダ』を注文。ひまわりのタイルの可愛いテーブル、煉瓦、イエローのソファーがまるで映画のワンシーンのようでたまりません。

最高の『ナポリタン』が登場。昔ながらの太麺使っていてしっかりソースと絡まり合い大きめに切られたピーマン、玉ねぎ、なす、トマトとの相性は抜群！美味しい！これで、なんと650円とコスパまで良し！メロンソーダのコースターにはこんなに可愛い。雑誌にも取り上げられた事もあり欲しい方にはプレゼントしてくれる優しさにも昭和を感じさせてくれる。

お会計をするためにレジに行くとこんなレトロなレジスターを発見。話を聞いてみると創業４９年から大事に使ってるみたいで今では部品を仕入れるのも困難でより一層大切に使っていきたいと話してくれました。ご子息経営で長年みんなから愛されている喫茶店をやっていけたのも働いている人の思いやり、物を大切に使うことなどから垣間見えました。2020年頃からの昭和レトロブームや2022年４月号OZmagazineの表紙にも使われたと『最近は若い子がとても増えたのでそれも嬉しい』と微笑んでました。　17:00までの営業時間でしたが現在は15:00までのOPENとなってます。